国際会議ドッキリ (Sep 2010)

以前僕がサンディエゴの国際会議でオーラル発表したとき(Research参照)、実は初めての発表ということもありポスター発表で申し込んだ。しかしこれは比較的小さな会議で、参加者が少なかったのか知らないがポスターセッション自体が消えてなくなり、結局口頭で発表することになるというドッキリを仕掛けられた。自分のところに来た運営側からのメールで発表区分が何の説明もなしにいきなりOralになってるのに気がついたときは肝を冷やした。

今週末9月4日から10日ほどローマにIRMMW-THzという国際会議に参加してくるのだが、今回は最初からオーラルで応募してたしオーラルになりましたよーと連絡が来たときは「よかったよかった」と思った。僕の発表する場所はこの

Aula minor という部屋だと連絡が来た。でもね、これで終わらないのが国際会議。やってくれます国際会議。

今日会議のプログラムを見直したらいろいろこっそり変わってる。発表する場所をみたら、

なんとAula Magnaというこの学会で一番でかい、古代ギリシャの円形の劇場みたいな部屋ではないか!会議のホームページを見てみたら、900人収容できるらしい。ガタガタ。

フム、そうだすべての国際会議はドッキリなのだ。これはもうわかりきったことだ。

ということでしばらくローマに行ってきます。アリーベデルチ、さよならだ!

写真:IRMMW-THz2010のページから拝借

追記:国際会議に行ってから知ったんだけど、この会場、トマス・アクィナスが設立した司教大学だとさ。 学部のときの授業で出てきたなトマスさん。えらいところでやるもんだよ。 そして、国際会議を宗教色バリバリなところで平気でやってのけるイタリアンのおおらかさに脱帽。

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